暦のページ[本朝七十二候・春]

暦のページ

本朝七十二候・春

節気 候番 時候告知文 日取り 黄経
立春りっしゅん 第01候 東風はるかぜ、凍こおりを解とく 02/04頃 315°
第02候 黄鶯うぐいす、睍睆なく 02/09頃 320°
第03候 魚うお、氷こおりを上いず 02/14頃 325°
雨水うすい 第04候 土脉つちのしょう、潤うるおい起おこる 02/19頃 330°
第05候 霞かすみ、始はじめて靆たなびく 02/24頃 335°
第06候 草木そうもく、萌めばえ動いずる 03/01頃 340°
啓蟄けいちつ 第07候 蟄虫すごもりむし、戸とを啓ひらく 03/06頃 345°
第08候 桃もも、始はじめて笑さく 03/11頃 350°
第09候 菜虫なむし、蝶ちょうと化なる 03/16頃 355°
春分しゅんぶん 第10候 雀すずめ、始はじめて巣すくう 03/21頃 0°
第11候 桜さくら、始はじめて開ひらく 03/26頃 5°
第12候 雷かみなり、乃すなわち声こえを発はっす 03/31頃 10°
清明せいめい 第13候 玄鳥つばめ、至きたる 04/05頃 15°
第14候 鴻雁こうがん、北かえる 04/10頃 20°
第15候 虹にじ、始はじめて見あらわる 04/15頃 25°
穀雨こくう 第16候 葭あし、始はじめて生しょうず 04/20頃 30°
第17候 霜止しもやみて、苗出なえいずる 04/25頃 35°
第18候 牡丹ぼたん、華はなさく 04/30頃 40°

立春りっしゅん

第01候東風はるかぜ、凍こおりを解とく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇東から風が吹き始め、厚い氷を解かし始める時節。
◆東風=東の方から吹いてくる風。また、春風をいう。
凍=厚い氷。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版より

節気
立春_初候
日取り
2月4日
太陽黄経
315°
『宣明暦』記載
東風解凍
『貞享暦』記載
東風解凍

立春りっしゅん

第02候黄鶯うぐいす、睍睆なく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇まだまだ寒さは厳しいが、うぐいすが山里で声うつくしく鳴き始める時節。
黄鶯こうおう=こうらいうぐいす。黄鶯子・黄鶯児とも。
睍睆けんかん=鳴き声のよいさま。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
立春_次候
日取り
2月9日
太陽黄経
320°
『宣明暦』記載
蟄虫始振
『貞享暦』記載
梅花乃芳

立春りっしゅん

第03候魚うお、氷こおりを上いずる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇立春から十日を過ぎ、春の兆しを一段と感じて魚が動き出し、水がぬるんで割れた氷の間から飛び出て、遊び出すような時節。また一説に、冬の間に魚が肥えて、氷の上で躍る時節であるとも。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
立春_末候
日取り
2月14日
太陽黄経
325°
『宣明暦』記載
魚上氷
『貞享暦』記載
魚上氷

雨水うすい

第04候土脉つちのしょう、潤うるおい起おこる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇雨が降って、土中にいくらかの湿り気を含み出す時節。
◆「脉みゃく」は「脈」の俗字。「土脉どみゃく」という読み方もある。
◆潤うるおい=降雨があること。湿り気。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
雨水_初候
日取り
2月19日
太陽黄経
330°
『宣明暦』記載
獺祭魚
『貞享暦』記載
土脉潤起

雨水うすい

第05候霞かすみ、始はじめて靆たなびく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇霞かすみがたなびき始める時節。来る春への期待がふくらむ頃である
◆靆=「たなびく」は古訓で、霞や雲が薄く層をなして横に長く引く意。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
雨水_次候
日取り
2月24日
太陽黄経
335°
『宣明暦』記載
鴻雁来
『貞享暦』記載
霞彩碧空

雨水うすい

第06候草木そうもく、萠めばえ動いずる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇草木が芽を吹き始める時節。
◆萠動ほうどうす=草木が芽を吹き始める。「萠」は「萌」の俗字。㊟「萠動」は「きざしうごく」とも読む。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
雨水_末候
日取り
3月1日
太陽黄経
340°
『宣明暦』記載
草木萌動
『貞享暦』記載
草木萌動

啓蟄けいちつ

第07候蟄虫すごもりむし、戸とを啓ひらく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇土の中に穴を掘って隠れていた虫たちが、土の扉を開け広げて出てくる時節。
◆蟄虫ちっちゅう=土の中に冬籠ふゆごもりをしている虫。
◆啓ひらく=開け広げる。開く。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
啓蟄_初候
日取り
3月6日
太陽黄経
345°
『宣明暦』記載
桃始華
『貞享暦』記載
蟄虫啓戸

啓蟄けいちつ

第08候桃もも、始はじめて笑さく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇ようやく春らしくなって、桃の花が咲き始める時節。
◆笑わらう=花が咲さく。咲わらう。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
啓蟄_次候
日取り
3月11日
太陽黄経
350°
『宣明暦』記載
倉庚鳴
『貞享暦』記載
寒雨間熟

啓蟄けいちつ

第09候菜虫なむし、蝶ちょうと化なる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇成長した菜虫(青虫)が羽化うかして、紋白蝶もんしろちょうになる時節。
◆菜虫=大根・かぶらなどアブラナ科の野菜類を食べる昆虫の総称。特に紋白蝶の幼虫をいう。青虫。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
啓蟄_末候
日取り
3月16日
太陽黄経
355°
『宣明暦』記載
鷹化為鳩
『貞享暦』記載
菜虫化蝶

春分しゅんぶん

第10候雀すずめ、始はじめて巣すくう

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◆春の気ますます盛んとなり、雀すずめが巣を作り構え始める時節。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
春分_初候
日取り
3月21日
太陽黄経
0°
『宣明暦』記載
玄鳥至
『貞享暦』記載
雀始巣

春分しゅんぶん

第11候桜さくら、始はじめて開ひらく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◆本格的な春となり、ようやく桜の花が咲き始める時節。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
春分_次候
日取り
3月26日
太陽黄経
5°
『宣明暦』記載
雷乃発声
『貞享暦』記載
雷乃発声

春分しゅんぶん

第12候雷かみなり、乃すなわち声こえを発はっす

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◆遠くで雷の声がし始める時節。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
春分_末候
日取り
3月31日
太陽黄経
10°
『宣明暦』記載
始電
『貞享暦』記載
桜始開、桃始笑

清明せいめい

第13候玄鳥つばめ、至きたる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

<> ◇「仲春の月、玄鳥至る」(『礼記』月令)とあるように、玄鳥つばめが毎年いつものように南からやって来る時節。
◆玄鳥げんちょう=つばめの異称。乙鳥いっちょうとも、また一説に、つるの異称とも。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
清明_初候
日取り
4月5日
太陽黄経
15°
『宣明暦』記載
桐始華
『貞享暦』記載
玄鳥至

清明せいめい

第14候鴻雁こうがん、北かえる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◆雁が北へ渡っていく時節。
◇鴻雁こうがん=秋に飛来する渡り鳥のがん。鴻鴈とも。「鴻」はがんの大形、「雁」はがんの小形のものをいう。また一説に、鴻雁は大きながんをさすとも。
◇北きたする=北方へいく。かえる。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
清明_次候
日取り
4月10日
太陽黄経
20°
『宣明暦』記載
田鼠化為鶉
『貞享暦』記載
鴻雁北

清明せいめい

第15候虹にじ、始はじめて見あらわる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◆雨が降ったあとなどに、鮮やかな虹を見始める時節。
◇見あらわる=目前に現れる。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
清明_末候
日取り
4月15日
太陽黄経
25°
『宣明暦』記載
虹始見
『貞享暦』記載
虹始見

穀雨こくう

第16候葭あし、始はじめて生しょうず

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇水辺に葭あしが芽を吹き出し始める時節。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
穀雨_初候
日取り
4月20日
太陽黄経
30°
『宣明暦』記載
萍始生
『貞享暦』記載
葭始生

穀雨こくう

第17候霜止しもやみて、苗出なえいずる

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇ようやく霜も終りの頃となり、現代では稲の苗が生長する時節。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
穀雨_次候
日取り
4月25日
太陽黄経
35°
『宣明暦』記載
鳴鳩払其羽
『貞享暦』記載
牡丹華

穀雨こくう

第18候牡丹ぼたん、華はなさく

画:おおい町在住の夫婦

時候告知文の内容

◇牡丹が大きな花を咲かせる時節。
◆華はなさく=花が咲く。

内容文は、『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版

節気
穀雨_末候
日取り
4月30日
太陽黄経
40°
『宣明暦』記載
載勝降于桑
『貞享暦』記載
霜止出苗