おおい町暦会館
大切な思い出の品々ありがとうございます。
寄贈品は大切に保管、或は必要に応じ展示します。
大小暦は、江戸時代に大の月、小の月の並び方を知るために登場した暦です。絵や文章の中に大の月、小の月を織り込み、アイデアやユーモアのセンスを競い、江戸時代に大流行しました。当時、暦の売買は江戸幕府及び陰陽道の土御門家によって厳しく規制されていたため、専ら金品の対価を伴わない贈答品として作成されるのが一般的で、商店などで はがき大程度の大きさで摺り配布・交換されました。大小暦の絵の部分が発展して錦絵となり、後の浮世絵の元となりました。
寄贈品の一部を紹介します。